ペインクリニック医師による、神経ブロック、坐骨神経痛、帯状疱疹痛相談室です

外側大腿皮神経痛 再発の心配その2

坐骨神経痛相談室背景画像


 -- ペインクリニック --

(Pain Clinic) 読んで字の如し、痛み(=Pain)の治療院(=clinic)です。

  -- 目的 --

主に神経ブロックにより痛みを取り除き、さらに血液の循環を改善することにより、組織を正常に戻すことを目的としています。

  -- サイトの趣旨--

ペインクリニックの観点から痛みの相談を受けていました。参考になるようHPにまとめました。


外側大腿皮神経痛 再発の心配その2

以前坐骨神経痛で相談した者です。
先生のお言葉どおりそこそこの痛みに負けないよう頑張って仕事しています。
外側大腿皮神経痛ということでもうかれこれ神経根ブロックも長いこと受けずがんばっています。
主たる痛みは左ふとももの付け根の痛みですが、長時間歩いたりするとときどき痛みが右ふとももの付け根が痛くなったり痛みが移動したりします。
先生、これはなぜでしょう。
別にMRI等では異常はありませんでした。また痛みがこのように移動している場合、右も悪いんでしょうか。
その場合は右のL2の神経根ブロックも受けたほうがよいんでしょうか。
今丁度冬で痛みがやはり少々きつくなっている今日この頃です。

 

反対側の症状がでることは比較的多いと思います。
特に歩行に関係する腰、膝、足首などはご自分では意識しなくても病側をかばい反対側に過剰な負担がかかるためと考えられます。
外側大腿皮神経痛 での経験は私にはありませんが、同様の機序が考えられ、右の神経根ブロックの必要は無いと思うんですが.......右側はロキソニンやボルタレン等では症状は軽くなりませんか?あまり我慢せず主治医とご相談して早めに治療を受けられた方が良い結果がでると思います。
歩行時の姿勢、靴の選択、足底板なども有効かもしれません。


前の相談: 右太股の裏から足の先までの痛み 31歳男性
次の相談:外側大腿皮神経痛 再発の心配その1
坐骨に戻る